今までのケアはムダだった?5種類のシミとその対策

2017年10月19日

シミ

お肌の悩みの中でも非常に多いのがシミの悩み。
でも正しい対策を知っている人はあまり多くありません。

シミには5つの種類がある

1 老人性色素班

紫外線を浴びるとできるシミ。
形は丸く色は茶色い。
大きさは数ミリから数センチほど。
シミの中では最も多い。
40代以上ではほぼ全ての人に現れる。
クッキリと定着したものはレーザー治療でなければ取れない。

2 炎症性色素沈着

ニキビ跡などがシミになったもの。
身体の虫刺され跡などがシミになるものも含む。
レーザー治療では取れない。
ケミカルピーリングが最も効果的。

3 雀卵斑(そばかす)

遺伝性で、10歳ころからでき始める。
鼻を中心に1mm~5mmほどのシミが点々とできる。
よく見ると形は丸くではなく、三角や四角い。
Qスイッチルビーレーザー、美白レーザー、メソセラピーまたはフォト治療(IPL)という光治療器で取ることが可能。
しかし、再発しやすい。

4 肝斑

30~40代に多い。
両方の頬に左右対称に出る。
色は薄茶かグレー。
太いブラシでベタッと塗ったような大きさのシミ。
女性ホルモンの影響などが原因。

あなたのシミってほんとに肝斑?肝斑について知っておきたい5つの事

5 ADM

20~30代に多い。
両方の頬に左右対称に出る。
色はやや青、もしくは灰色っぽい。

次にあなたのシミがどのタイプか見てみましょう。
シミには美白コスメと思っていませんか?
実際に美白コスメが効果があるのは
2 炎症性色素沈着
4 肝斑
だけです。

ケアのつもりがダメージに

紙に書いた文字を修正することってよくありますよね。
鉛筆で書いた文字なら消しゴムを
ボールペンで書いた文字なら修正液を使いますよね。
このように書いたものの種類によって文字を消す方法は変わります。

肌のシミも同じ、いやそれ以上です。

紙に書いた文字を何度も消しゴムで消すと、紙が傷みます。
肌も同じ。
美白ケアもやりすぎはよくありません。

美白化粧品も種類によっては肌にダメージが。
美白マスクや部分用美容液などのピンポイントにシミの上だけに使うタイプは、
かぶれやすいので要注意。

美白化粧品を使う場合は、美白成分配合の美容液を選びましょう。
そして顔全体に使います。
大抵の人がケチってシミの上だけに塗りがちです。
ですが、すでに出来てしまったシミに塗っても、なかなか薄くはなりません。
どちらかというとシミを予防するものと考えて、顔全体に使うほうがいいんです。

オススメの美白成分

ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル)、
カモミラエキス、
甘草エキス (グラブリジン)、
コウジ酸など。
これらを配合した化粧品を選びましょう。
クリームだと顔全体に使うとベタベタするので、美容液などの軽い肌触りの物を選ぶのがベター。

当然ですが、一時的に使ってもあまり効果はありません。
オールシーズン使い続けることが大切。

すでにできてしまったシミが薄くならないからと美白ケアをやめてしまう人がいます。
たとえシミが薄くならなくても、予防としては効果があるはず。
今すぐにはわからないかも知れません。
でも、ケアを続けた場合、5年後、10年後には大きな違いになっているでしょう。

美白ケアよりもまずは紫外線対策

シミの最大の原因は、みなさんもご存知の通り紫外線です。
紫外線対策を十分にせず美白ケアだけをするのは、
運動も食事制限もせず、エステに行って痩せようとするようなもの。
シミを減らすには美白ケアをするよりも紫外線対策をキッチリするほうが1000倍重要。

紫外線対策にあまり気を遣わず、シミ治療に時間とお金をつぎ込んでも、シミが増える速度のほうがはるかに早いと思ってください。
紫外線対策には、まずはパウダーファンデーションをキッチリ塗りましょう。
パウダーファンデーションには紫外線をはじく効果があるからです。

日焼け止め下地+フェイスパウダー(おしろい)だけというメイクが流行っています。
でも、それだけでは紫外線対策としては不十分です。

確かにフェイスパウダーにも紫外線をはじく効果はあります。
でも、フェイスパウダーって落ちやすいのでこまめに塗りなおす必要があるんです。
それに比べてパウダーファンデーションは汗をかいても、さほど崩れないので一日中UV効果を発揮してくれます。

特に顔全体がくすんだように日焼けしている人。
紫外線対策をキッチリとやるだけでも、ちょっとは白くなることがあります。

まずは自分の顔の肌の色と、胸などの日に当たっていない部分の肌の色を比較してみましょう。
顔の方が黒っぽい人は、顔全体が日焼けしています。

紫外線はコップの水

今日紫外線をタップリ受けたとしても、次の日にすぐにシミとして出てくるわけではありません。
毎日、ほんの少しづつ浴びている紫外線のダメージが肌の奥に溜まっていき、コップに注いだ水がこぼれるように、ある日突然シミとして浮かび上がってくるんです。

つまり、今あなたが行っている紫外線対策が適切かどうかはすぐにはわかりません。
シミができ始める30代後半くらいになってからはじめてわかることなんです。

それから、「シミが出来たらレーザーで消せばいい」と思っている人がいるようです。
ですが、最新の医学をもってしても全てのシミを完全に取ることはできません。
病気を治すよりも病気にならないように予防することが大切なのと同じです。
すでに出来てしまったシミをとることを考えるよりも、新たにシミを作らないことのほうが断然大切です。

まとめ

紫外線対策を完璧にする。
さらに未来への投資として美白コスメを毎日使う。
これこそが自分の肌をシミから守るための最善の策です。

最近では美白成分もいろいろ出てきています。
でも、新しいからと言ってより効果があるわけではありません。
新しいということは安全性についてのデータが足りないという可能性もあります。
それらを踏まえると、昔からあるビタミンC誘導体などを長く使うほうがいいかも。