あなたのニキビはどれ?白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビの特徴と治療法

ニキビ
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ニキビが出来ても「そのうち消えるから」と思っていませんか?
実はニキビは「尋常性ざ瘡」という立派な病気なんです。

ニキビが出来るのは、胃腸の不調やホルモンバランスの乱れなど、何かがおかしくなっている証拠。
放置せずに根本的な治療をしましょう。

市販のニキビ治療薬を使っている人も多いと思います。
でも、皮膚が乾燥しすぎるためにできるニキビもあるので、
まずはニキビの種類をしっかりと見極めて、適切な対応をすることが必要です。

ニキビは大きく3種類に分けられる

初期段階の白ニキビ、黒ニキビ。
この2つが悪化した赤ニキビです。
それぞれのニキビが出来る原因は多種多様です。

白ニキビ

コメドと呼ばれる小さくてブツブツとしたものができます。
白く見えるのは溜まった脂が透けて見えるから。

まず、毛穴周辺で角質層が厚くなり、毛穴に角質が詰まります。
これが角栓です。
この角栓が毛穴に詰まって皮脂の出口をふさいでしまったものがコメドです。
このコメドが皮脂と混ざって、 脂が固まったような栓になってしまうんです。

黒ニキビ

皮脂が空気に触れて酸化し、 毛穴の表面が黒く見えるもの。
ブラックコメドとも呼ばれる。
鼻の頭や頬の毛穴に目立つ。
白ニキビ、黒ニキビの段階で治療しないと、炎症を伴った赤ニキビへと進行してしまう。

赤ニキビ

白ニキビや黒ニキビが炎症を起こしてブツブツになったり、その内部が化膿して膿を持っている症状。
炎症が長引くと、ニキビ跡が消えずに残ってしまうので、一刻も早くしずめましょう。

赤ニキビの跡は消えません。
それは肌の奥にある真皮に原因が。
真皮の広範囲のコラーゲン繊維が縮まったりくっついたりするからです。

ニキビの治療法

白ニキビは皮脂の分泌を抑える漢方薬やイオン導入、LED光線治療による新陳代謝の活性化がオススメ。
黒ニキビはハイドロキノン製剤とレチン製剤の併用、高濃度ビタミンC外用療法、などがオススメ。

他にも白ニキビや黒ニキビを取り除くにはケミカルピーリングが有効。
2週間に1度、計3回ほどでOK。
グリコール酸で余分な角質や毛穴のつまりを取り除きやすくします。
さらに、ニキビの予防効果や「赤ニキビ」への悪化を防止することが期待できます。

赤ニキビは炎症部分に膿が溜まります。
なので抗生物質の内服薬、外用薬のみの治療より膿を取り除いたほうが早く治ります。

他にも毛穴の中に詰まっている皮脂や古い角質、膿などを専用の器具を使って押し出す治療法があります。
「面皰圧出術<めんぽうあっしゅつじゅつ>」と呼ばれる方法です。
この治療は健康保険が適用されるので安価でできます。

漢方によるニキビ治療

抗生物質の内服薬は全身に作用します。
なので、なるべく長期間の使用は避けた方が無難です。
その点、漢方はリスクがほとんどなく、他の治療法と併用できるのでオススメです。

漢方のニキビ治療には「清熱解毒剤」という漢方薬が使われることが多いです。
これに血の巡りを良くする漢方薬や、便通を良くする漢方薬も同時に服用する治療法がオススメです。

まとめ

10代なら市販のニキビ治療薬でも治せる可能性が高いです。
それはニキビの原因が「アクネ菌の増えすぎ」だからです。

でも、大人の女性がニキビを治そうと1日に何度も洗顔するのは良くありません。
他にも脱脂力の強い10代用のアクネケア製品を使ってしまうと、乾燥して逆にニキビの原因になることもあります。

肌が乾燥すると表皮を早く修復しようとします。
すると、下からまだ成長しきってない細胞が急いで押し上げられます。
そして、角質層として分厚く溜まることになります。

でも、まだ未熟な角質なので、ちょっとした刺激で剥がれやすくなる。
すると、剥がれた角質が毛穴に詰まります。
さらに皮脂が溜まってニキビに、という悪循環に。

大人のニキビケアは、乾燥が原因なことが多いので保湿をメインに考えましょう。
それでも赤ニキビになってしまったら、早めに皮膚科で治療を受けましょう。
炎症が真皮の組織まで溶かして破壊するので、色素沈着になったりニキビ跡が残りやすくなってしまいます。

また、ニキビが再発しないように、根本的な体質改善も必要です。