「最近肌の調子が悪い…」それって化粧品かぶれかも

化粧品
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化粧品って沢山の種類がありますよね。
みなさんは今使っている化粧品が自分に合ってると思いますか?
今回は自分に合った化粧品の選び方についてです。

皮膚科医に
「敏感肌なので、どんな化粧品を使えばいいですか?」と聞いても
「わからない」と言われてしまうでしょう。
なぜなら肌は人それぞれ違うからです。

例えば敏感肌用化粧品。
いろいろな会社から発売されていますが、製品によって成分は様々です。
なので結局は自分で使ってみて判断するしかないんです。

結局は、肌と化粧品の相性は、使ってみないとわからないのが現実です。
「私は肌が弱いんですが、どの化粧品を使ったらいいの?」 と聞くのは
「おいしいものが食べたい。何を食べればいいの?」と聞くようなものです。
他人に聞いてわかるものではないんです。

そもそも、敏感肌用の化粧品とは

「肌にやさしい」といわれている化粧品には、実はいくつかの種類が存在します。
なぜかというと、ひと口に「やさしい」といってもそれぞれ女性の好みや目標が違うからです。
だから、それぞれのニーズに答えるようなジャンルの化粧品が作られているんです。

好きな男性のタイプを聞かれたときに「やさしい人が好き」という女性が多いですよね。
でも、その「やさしい」に求めるものが、 人によって違うのと同じです。

具体的にどんな悩みがあるのか。
また、それに応じたどんな敏感肌用化粧品が売られているんでしょうか。

1,無添加化粧品
香料・着色料や防腐剤など、いわゆる「添加物」と呼ばれるものを使わないというポリシーから作られたもの。

2,オーガニック化粧品
有害物質を避け、かつオーガニック植物の効果にスポットをあてたもの。

3,○○不使用化粧品
合成界面活性剤不使用、シリコン・合成ポリマー不使用などのように、特定の何かを避けたもの。

4,「○○からつくられた」化粧品
日本酒の酵母、お米のエキス、良質な天然水など、特定の原料にこだわった、原料志向のもの。

5,製造元を売りにした化粧品
皮膚科医が開発した化粧品、長い歴史を持つ酒造メーカーの化粧品、大手製薬会社の化粧品など、製造元にこだわったもの。

有名なものをいくつかあげてみました。
大まかに敏感肌用化粧品にはこのようなジャンルが存在するようです。

では実際に「敏感肌に使うにはどれがいいか」という話の前に、そもそも「化粧品かぶれ」とは何でしょう。

「化粧品にかぶれる」とは

ついつい忘れがちですが、そもそも化粧品は「化学物質」で出来ています。
肌に化粧品をつけたときに、肌の上で起こっていることは間違いなく科学反応です。
効果があるかどうか、かぶれるかかぶれないか。
これらもすべて化学的に考えないといけません。

化学的にいうと化粧品かぶれは、含まれている何らかの成分に肌が反応するということ。
何に反応するかは人によってそれぞれ違います。
なので、使ってみないとわかりません。

また、かぶれの原因となるのは「悪い成分」や「強い成分」というわけではありません。
どんなに「体にやさしいといわれている物質」でも、人によってはかぶれます。

小麦アレルギーの人が小麦の入ったものを食べると「じんましん」などを起こします。
アレルギーがない人には無害であり、けっして小麦が悪い食べ物とはいえませんよね。
それと同じで、かぶれの原因になったからといって、その物質が悪い物質だとはいえません。
かぶれた化粧品が強いとか悪い化粧品だとかというわけではないんです。

化粧品でかぶれるかどうかは、あくまでも肌と化粧品の相性の問題です。
その化粧品がいいものか悪いものかではないんです。

かぶれたからといって「悪い化粧品」とはいえません。
また、「いい化粧品」を使えばかぶれないというものでもありません。
「人気のスイーツ」だからと言って誰でもおいしいと思うとは限らないのと同じです。

植物抽出エキスしか使っていないものでも、
パラベン不使用の化粧品でも、
麹やビタミンC誘導体から作られたものでも、
化粧品である以上はいろんな成分が含まれています。

当然、それを肌に塗れば、その中の「どれか」にかぶれてしまう事は十分にありえます。
成分表示を見ても、その成分の「どれか」にかぶれるかどうかは、使ってみないとわかりません。

おいしいスイーツを探していても、見た目だけでおいしいかどうかはわかりませんよね。
実際に食べてみるしかないのと同じです。

かぶれにくい化粧品を選ぶには

かぶれにくい化粧品を選ぶ目安を1つあげてみましょう。
それは「成分が少ない」ものです。
化粧品に含まれる成分の種類が多いほど、その中の「どれか」にかぶれてしまう可能性は高くなるからです。
パッケージには成分表示が必ず書かれています。
表示されている成分の数が少ないもの(20以下)を選ぶと比較的安全です。

また、ちょっと思いがけないことかもしれませんが、 植物エキスを含むものはかぶれやすい性質があります。
なぜなら植物エキスというのは化学構造が複雑だからです。
そして、それはオーガニックのものでも同様です。
特に敏感肌の人は、植物性をアピールするものや成分表示上に植物エキスがたくさん書かれたものは要注意。

また、肌にとって刺激が強いタイプのものは、かぶれを起こしやすいということもいえます。
例えば、ふき取るタイプの化粧品や、ゲル状のもの(グロスなど)など。
他にもリキッドファンデーションも、肌のバリアを壊しやすいので長期間使うとかぶれることがあります。

まとめ

このように、かぶれにくい化粧品をパッケージの表示などからある程度予想をつけることは可能です。
でも最後は自分の肌で試してみるしかありません。

ところが、明らかに化粧品の影響で肌が荒れていても、一途に使い続ける人も多いんです。
みなさん化粧品が安全かどうか心配しています。
その割には、化粧品にかぶれていることに気づかない人が沢山いるんです。