ニキビは絶対につぶしちゃダメ!出来てしまったクレーターは完全には治せない

2017年10月6日

クレーター
HypnoArt / Pixabay

十代のころに出来たニキビ跡にずっと悩んでいる人って結構多い。
若いころは美容の知識が無くて、間違ったケアをしていまいがち。

「ニキビは治ったけど、ニキビ跡をどうにか消したい」
皮膚科でもこんな要望が多いみたいです。

ニキビ跡と一口に言ってもいくつかに分類される

・黒ずみ
・赤み
・ケロイド
・クレーター

それぞれの状態で治療法は変わってきます。

黒ずみ

炎症を伴うニキビが治った後に「シミ」のようになった状態。
ヘモグロビンが影響して紫がかったニキビ跡になることも。
ヘモグロビンによる色素沈着が治まると、メラニンによるシミが出来ます。
改善法はイオン導入、
高濃度ビタミンCローション、
ハイドロキノン製剤、
IPL治療、
LED光線治療などがあります。

赤み

まだ炎症を起こしている状態。
赤みがなかなか消えない場合は、表皮と真皮の層がダメージを受けて薄くなっています。
これにより皮膚の下の筋肉や血管が透けて、赤く見えている状態です。
まず、抗生物質の内服・外用で炎症を抑えます。
IPL治療、
「面皰圧出術<めんぽうあっしゅつじゅつ>」、
イオン導入、
LED光線治療
を同時に行うと比較的早く回復します。

ケロイド

ニキビ跡が固くなった状態。
同じ個所に何回もニキビが出来たために、何度も化膿して皮膚が盛り上がってしまって出来ます。
痛みやかゆみを感じる場合もあります。
あごのフェイスライン、
胸や背中、肩に出来るのが特徴。
ステロイドの局所注射・内服薬、
レーザー治療などで改善します。

クレーター

赤ニキビが進行して炎症が真皮の組織まで壊してしまい、肌の表面が凹んだ状態。
爪でニキビをつぶすとなりやすい。
ニキビをつぶすことで溜まった酸化物質は組織内に広がります。
外に出なかった事でますます炎症がひどくなり、肌の奥の真皮までへこんでしまうんです。
真皮の組織を複雑に壊してしまうと、元の肌の状態に戻すのはとても難しいんです。
治療法としては炭酸ガスフラクショナルレーザーがあります。

ケミカルピーリングは赤ニキビにも効果あり

赤ニキビになってしまったら、自分で治そうとすると危険です。
やっぱり皮膚科での治療が一番です。

炎症を起こした赤ニキビは、毛穴の詰まりに栓をしているようなものです。
ケミカルピーリングをすると角質をやさしく剥がすことが出来ます。
すると皮脂の分泌がよくなります。
さらに、盛り上がった皮膚も平らになります。

ケミカルピーリングとは、薬を塗って表皮の角質部分を取り除くこと。
これにより美しい肌 にする治療法です。

日本では、スキンケア目的のケミカルピーリングが主流です。
グリコール酸 、乳酸などのフルーツ酸、サリチル酸などを使 用しています。
殺菌作用もあるので、膿を持った赤ニキビを鎮める効果もあります 。

まとめ

盛り上がったニキビ跡は、いくつか治療法があります。
でも、クレーターになってしまったニキビ跡を完全に平らに戻すのは、今の医療でも難しいんです。

なので、赤ニキビになったらクレーターになる前に皮膚科で治すのが一番の予防法。
もし、クレーターになってしまったとしても、レーザーで目立たなくすることはできます。
あきらめないで皮膚科に相談してみましょう。