紫外線対策には日焼け止めよりもパウダーファンデが断然オススメ

紫外線
Counselling / Pixabay

みなさんは紫外線対策と聞くと何を思い浮かべますか?
おそらく「日焼け止めを塗る」ではないでしょうか。
もちろん間違いではありませんが、ただ塗ればいいというものではないんです。

日焼け止めを買うときにSPFとPAの数値を見て買う人も多いでしょう。
でも、その数値にはある落とし穴があるんです。

SPF・PAの説明の前にまずはUV(紫外線)について説明します。

UVは2種類に分けられる

UVーA
・波長が長い
・UVーBに比べてエネルギーは弱い
・皮膚の奥深くまで届くので肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを破壊してシワの原因になる
・雲やガラスを通過するので、生活の中でも無意識に浴びがち

UVーB
・波長が短い
・エネルギーが強い
・肌をやけど状態にして赤くする
・メラニンをつくる細胞であるメラノサイトを活性化してシミの原因になる

UVーAを防ぐ指標がPA。
SPFはUVーBを防ぐ指標です。

PAとは

PAは(プロテクショ ン・グレード・オブ・UVーA)の略です。
「十」が多いほどUVーAを防ぐ効果が高い。

「+」 =効果がある、
「++」 =かなり効果がある、
「+++」=非常に効果がある、
と分類されます。
真夏のお昼前後に1時間以上、外にいる場合は、PA+++と表示されているものを使いましょう。

また、最近ヨーロッパ製のブランドで表示しているのがPPDという指標。
簡単にいうと、PA値をさらに細かく数字で示している指標です。
ヨーロッ パではPA値より、PPD(持続型即時黒化防止効果) での表記がメインになってます。

PA+ =PPD2以上4未满。
PA++ =PPD4以上8未満。
PA+++=PPD8以上。

SPFとは

SPFはサン・プロテクション・ファク ター(紫外線防御指数)の略です。
何も塗っていない場合と比べてUV(ウルトラ・バイオレット・レイ)をどれだけ防ぐかという指標です。
SPF2なら紫外線量を2分の1に、SPF50なら50分の1にするものです。

SPFとPAは皮膚1㎠あたり2mgの量を塗って測定されています。
当然ですが、塗る量が少なければ効果は下がります。
塗る量が半分になると効果は約4分の1に下がると言われています。

顔全体にラベルに表示されているとおりに塗るには、
クリーム状なら真珠の大粒2個分くらい、
乳液状なら500円玉ほどの大きさの量が必要です。

ところが、実際には私たちは 0・5〜1・5mg/㎠(必要な量の3分の1~4分の1)しか塗っていないんだとか。
これでは10分の1以下の効果しかありません。

つまり、SPF50の日焼け止めを塗っても実際にはSPF5以下の効果しかないんです。

十分な量を塗るには塗り重ねがオススメ。
塗り重ねることで塗り残しや塗りムラを避けることが出来ます。
さらに、1回塗りに比べて2・5倍の数値を示すとか。

でも規定通りの量を塗ったとしても、2時間おきに塗りなおさないとドンドン効果が下がっていってしまいます。
2時間おきに500円玉大の量を塗るって大変ですよね。

さらに、1日に何度も塗るとベタついてニキビができる可能性も。
そんな時にはパウダーファンデーションの出番です。

紫外線対策の救世主、パウダーファンデーション

パウダーファンデーションはそれ自体が紫外線をはね返す性質を持っています。
きちんと塗ればこれだけで紫外線対策としては十分です。
特に最近のパウダーファンデーションは水に強いんです。
汗をかいてもハンカチでこすったりせず、押さえるようにすれば、簡単にはくずれません。

たとえば1日ビーチにいる場合。
多少見た目が悪くても「これでもか」というぐらい厚塗りすれば大丈夫。

パウダーファンデーションはSPF表示がなくても固形のものであればOKです。
日焼け止めでも、毎日塗ると肌の負担になります。
なので、普段の紫外線対策はパウダーファンデーションだけにするのがオススメ。

ボディの日焼け対策には衣類が最適

夏ってノースリーブを着たくなりますよね。
でもボディの日焼けには要注意。

ボディのシミは顔よりもできるタイミングが遅い。
でも、顔よりもボディのほうが皮膚が厚いので、一度出来てしまうとレーザー治療でも取れづらい、やっかいなものなんです。

腕やデコルテに日焼け止めを2時間おきに塗るのは大変です。
ボディのシミを防ぐには衣類で防ぐのが最適。

ただし、Tシャツなどの薄手のものは紫外線を通します。
肩や背中のシミの原因にあるので、薄手のジャケットなどを羽織りましょう。

白い服は紫外線を通してしまいます。
でも羊毛やポリエステルなら紫外線を通しにくいので大丈夫。

ただ、これらの素材は夏はちょっと暑苦しい。
そんな時はポリエステルと綿の混紡素材。
なんと紫外線の8割はカットするというデータもあるんです。

首元やデコルテはストールで、手にはUV手袋を。
さらに日傘を差してサングラスをすると完璧。
でも、おしゃれ目線で見るとかなり残念な仕上がりに…。

まとめ

パウダーファンデーションをしっかり塗ればシミだけじゃなく、シワも防ぐことになります。
将来シミ、シワだらけの顔になりたくなければパウダーファンデーションをしっかり塗りましょう。

ボディのシミを防ぐには、ある程度おしゃれを諦める必要があります。
「ジャケットを羽織るのはやめて日傘を使おう」など、自分に合わせたスタイルを探してみてください。
おしゃれを取るか、シミを防ぐことを取るか、結局はあなた次第です。